私思ったことを話すが苦手なんです

こんにちは。

お越しくださいましてありがとうございます。

 

今日は私が学問を始めるきっかけになった内の一つのお話をしたいと思います。

名古屋の久屋大通公園で週末によくイベントをやっていますよね。

その中の一つのイベントをたまたまFacebookで見つけて行ったら、そこに趣旨に似つかわしくない「筆跡鑑定」なるものをやっていて、興味を惹かれて入っていったのがきっかけです。

そこで、担当の方に「婚活cafe」なるものがあるから来ないかと言われ、よく分からないうちに予定を入れられてしまったのです。

 

・・・みんな「嫌なら断ればいいじゃん」とか「ブッチすればいいじゃん」とか思ってますよね?

 

結論から言うと「嫌ではなかった」です。かと行って「すごく行きたかった」訳でもありません。

担当の方のした事は、私にとっては「許容範囲」で、私にもそこに行くには「動機」がありました。

まず、私にそもそも結婚願望があるのか?それは今でも分かりません。

お見合いとか何度かやってみたんだけど、そもそも自分がどんな人が好きなのかも明確じゃないんですよ(苦笑)

でも、その時の私は深刻な人生の袋小路に入り込んでいたのです。

何でもいいから突破口を見つけたくて、ありとあらゆる壁をドンドンしてた時なんです。手段を選んでいる場合ではなかったんです。

それから、この時結婚相談所の人とか仲人を仕事にしている方と出会うことが頻繁にありました。これだけあると、その先にきっと何かがあるに違いない!と思い、行ってみる事にしました。

 

そして行って、自己紹介の時にこんな事を言いました。

「私思ったことを話すのが苦手なんです」

 

これはどういう状態かと言いますとですね・・・

摂食障害の人は周りがどれだけ「やせすぎだよ」って言っても、本人は自分の事を「太り過ぎ」って思ってたりしますよね。これは自分の中で「私は太り過ぎだ」とセルフイメージが出来上がっているからなんですね。

また整形依存症の人はどれだけ整形しても「私はブスだ」というセルフイメージから抜け出せなかったりしますよね。

それと同じ感覚です。

恐らくあの時の私は、傍から見たら「普通にお話ができる人」だったと思うのです。

でも私の中では「しゃべるのが苦手」というセルフイメージが出来上がってしまっていたんです。だからあんな事を言ってしまったのです。

 

イベントが終わった後、その場にいたスタッフの方から「あなた学問を始めなさい。」とスカウトされました。

 

今ではきちんと思ったことがお話しできるようになりました。

自分の沸き上がってきた感情を「今私はこう思ったんだ」と受け入れる事を繰り返していくうちに、自分がこうしたいというのを感じることができるようになりましたし、逆に「これは嫌だ」という感情も感じることができるようになりました。